ニキビ

施術概要

ニキビには炎症が起きてないニキビだけでなく、炎症が生じてしまっているニキビなど様々なニキビがあります。年齢や原因も様々であり、人それぞれニキビの性質は異なります。
一人一人にあった適切なニキビ治療を、美容皮膚科医が診察させていただき、しっかりと提案させていただきます。

施術の方法

外用薬
ニキビの治療に用いられる外用薬には、毛穴のつまりを改善させる作用のあるものと抗菌作用のあるものがあります。
炎症の生じていないニキビ、俗に言う白ニキビについては毛穴のつまりを改善させる作用の外用薬を使用することで、面ぽう（コメド）ができることを防ぎます。
一方で、炎症が生じているニキビ、俗に言う赤ニキビについてはそれだけでは不十分で、抗菌作用のある外用薬を使用し、アクネ菌がこれ以上増殖することを防ぐ必要があります。

内服薬
重度の赤ニキビについては、外用薬に加えて内服薬を使用することでさらなる治療を行います。
当院では、イソトレチノインというビタミンA類似物質が配合された内服薬を使用します。皮脂の分泌を抑える作用に加えて、抗炎症作用もあるため、重症ニキビの治療には非常に適した内服薬です。

面皰圧出
すでに膿が溜まってしまったニキビは排膿してしまうのが、最も手早く感染を落ち着けることが出来ます。一般的に「ニキビはつぶしてはいけない」とされていますが、それは不潔な手段で傷を悪化させてしまうから。
当院では清潔な方法で、傷が極力残らないようにニキビをつぶさせていただきます。

デメリット、副作用、ダウンタイム

外用薬（ゼビアックス・ディフェリン・エピデュオ）は赤み、皮剥け、ヒリヒリ感などの刺激症状やかぶれ（接触性皮膚炎）を生じる場合があります。
内服薬には、催奇形性があると報告されているため、妊娠の可能性がある場合には禁忌とさせていただいております。また、肝障害や粘膜の障害のリスクがあります。
面皰圧出には、傷跡が残るリスクがあります。

しみ

施術概要

シミについては外用薬の塗布や、内服薬など様々な治療方法があります。
また、美容化粧品のゼオスキンなど幅広い治療方法があります。
美容皮膚科医がおすすめできる治療方法を提案させていただきますので、ぜひともカウンセリングにお越しください。

施術の方法

トレチノイン
ビタミンAの誘導体であるトレチノインは、表皮の最下層である基底層にあるメラニンを、皮膚のターンオーバーを促進することで、外部に排出する作用があります。
このターンオーバー促進、メラニン排出作用によって、美白効果だけでなく、皮膚のハリを改善させる効果があります。

ハイドロキノン
ハイドロキノンには、メラニン色素の生成を阻害する作用があります。トレチノインと合わせて使用することで、現在あるメラニンを排出するだけでなく、新しいメラニン色素ができにくくする効果があります。

シナール
シナールにはアスコルビン酸いわゆるビタミンCと、その働きを助けるパントテン酸が配合されています。ビタミンCの作用である抗酸化作用、メラニン生成阻害作用などで肌のコンディションを改善させます。

トラネキサム酸
トラネキサム酸は、メラニンを生成させる細胞を活性化させるプラスミンという酵素の働きを抑制する効果があります。その結果、新しいシミが出来にくくする効果があります。

デメリット、副作用、ダウンタイム

トレチノインには、最初の3週間ほどレチノイド反応と呼ばれる皮剥け、発赤を生じる副作用があります。ターンオーバーが促進されるために起こる反応であり、治療が順調な証拠といえます。
ハイドロキノンは、肌の赤みや白斑を生じるリスクがあります。
シナールは、非常に安全なお薬ですが、胃不快感、悪心、吐き気、嘔吐、下痢、発疹、かゆみの副作用が報告されています。
トラネキサム酸は、非常に安全なお薬ですが、食欲不振、下痢、胸やけ、過敏症、発疹などの副作用が報告されています。

料金表

施術の流れ